心理カウンセリングと心理療法はどう違うの?

心理カウンセリングと心理療法

心理カウンセリングと心理療法は、
よく似たようなイメージがありますが、一体どのような違いがあるのでしょう。

心理カウンセリングとは、悩みや不安を持った相談者の話をカウンセラーが聞くことで、
相談者が安心感を得て、心の健康を取り戻せるように、
助言をして解決へと導いていくことです。

しかし、カウンセラーの助言だけでは解決へと導くことができないので、
相談者が今後、「自分はどうなりたいのか」、
「どうなることが幸せなのか」ということを、
相談者の話を聞くことで理解し、
相談者が自ら解決できる力を発揮できるように導いていくことが必要不可欠な要素。

そのために、話を良く聞いて、
相談者の話を要約したり、明確にしたり、
辛いという気持ちに寄り添っていく必要があると言えるでしょう。

相談者の自己理解を深めて、自らの力でこの問題を解決し、
今後おこりうる困難や問題に対しても、
対処していけるような力をつけられるように導くのです。

精神面の治療が必要な人には、
心理カウンセリングで癒しを与えることが欠かせません。

次に、心理療法についてですが、投薬などによる物理的・化学的な治療ではなく、
精神疾患や心身症の方の話を聞くことによって、心理的問題や、
不適応行動の改善を目指して、健康の回復と増進、
保持をはかっていくということになります。

主な心理療法

主な心理療法には、精神分析、行動療法、
来談者中心療法があります。

このように、心理療法は、
相談者の心の悩みなどから発症してしまった精神疾患や心身症の方の、
治療のことになります。

相談者が自らのことを話していくことで、
今まで避けてきたこと、思い出さないように心に閉じこめていたこと、
切り捨ててしまっていたことを、実感してこころの中に取り戻していくことで、
本当になりたい自分を模索して、
受け入れられなかった苦痛や現実を
避けられないのだと心に収めることができるようになります。

このように、問題を解決に繋げていくのですが、
自分と向き合うため、非常に長い時間を要する場合もあります。

心理カウンセリングと、心理療法の違いにはこのような違いがあるのです。