学校カウンセラー

学校をとりまく子どもたちの悩みを解決へと導く学校カウンセラー

「学校カウンセラー」というのは、
さまざまな悩みを心に抱えている児童・生徒の話をじっくりと聞いて、
いじめ、問題行動、不登校などの、学校に関わる問題の数々を解決へといざなう職業で、
「スクールカウンセラー」と呼ばれることもある、学校専門のカウンセラーです。

文部科学省でも、
学校カウンセラーを学校へ設置することを推進しており、
このことからも、現在学校をとりまく子どもたちの悩みが複雑化していること、
学校の教師だけではそれらに対応しきれなくなってきていることがわかりますね。

主な仕事内容は子どもたちへの対応ですが、
教師・保護者の支援やアドバイス、他の関係機関との連携などもあります。

学校カウンセラーの仕事内容について

子どもたちの心のケアを主に担当する学校カウンセラーですが、
主に「児童・生徒のカウンセリング」、
「教師・保護者とのコンサルテーション」、
「情報の収集」そして「学校全体に対する働きかけ」の4つに大きく分けられます。

児童や生徒のカウンセリングでは、
子どもたちから悩みを直接聞きますが、
本人も話をすることで自分自身の気持ちの整理をすることも可能になります。

悩みの種類はさまざまですが、家庭内での悩み、
友達関係の悩み、不登校、家庭・学校・塾などでのトラブルなどがあります。

教師や保護者との連携が重要

学校カウンセラーが、
保護者や教師とそれぞれの立場・視点から考えて意見を交換し、
話し合うことはとても有意義なことです。

このとき、両者の間には上下関係は存在しないので、
一方的な指示を教師から与えられるということもありません。

保護者と相談することによって、
子どもへの対応の仕方で悩む保護者自身の考え方や
生き方の変化へつながることもあります。

学校カウンセラーは、
児童・生徒のカウンセリングに関係する情報を集めて
それを提供することも職務のひとつです。

学校の様子を知り判断する材料のひとつとして、
学校で子どもや保護者、教職員へ配布される印刷物があります。

学校の様子をより良く知るためにこれらに必ず目を通します。

学校カウンセラーの仕事がきちんと機能するために

学校はひとつの組織ですが、
その中で学校カウンセラーの位置を構築していくことはとても大切です。

学校カウンセラーのシステムが学校組織に組み入れられなければ、
孤立の原因となり、きちんと機能しなくなることもあります。

教職員との連携が非常に重要であり、
有効なカウンセリングを行うためにも、
相互理解のための努力が欠かせません。

最近では、学校の中に専用のカウンセリングルームの
設置を提言するケースも多く見られます。

学校における子どもたちの悩みが複雑化するほど、
学校カウンセラーの持つ役割はとても大事になっているのです。