産業カウンセラー

企業のメンタルをケアする産業カウンセラー

相談室で人の悩みを聞くこともありますし、時には現場に出向いて話を聞くこともある、そんな仕事を行っているのが産業カウンセラーです。
深いカウンセラーの知識と自分が活動する職場でカウンセリングを行う時に必要とされる知識を持ち、人の話に耳を傾けていく仕事です。

産業カウンセラーは様々な企業や現場、また行政機関で働くこともあり、メンタル的なことが原因の病気など、現代日本で起きているストレスに深く関与する仕事となります。
現代社会の中でなくてはならない職業とも考えられます。

産業カウンセラーになるためにはカウンセリングプロセスを学習したり、カウンセリングについての理論を学ぶ、さらに産業組織心理学、労働関係法規などについても知識を付けなくてはなりません。

産業カウンセラーの養成講座などがありますので、こうした専門知識や技術を学ぶことができる講座等を受けて、試験を受けることになります。

産業カウンセラーの受験資格

産業カウンセラーの受験資格のうち、2016年をもって学士による受験資格が無くなりました。
経過措置として申請が必要な年度も出てきますので、産業カウンセラー協会のホームページなどで必ず確認してください。

受験資格についての概要はこの先、変更になる事もありますので参考ということで理解してください。
受験資格の一つは成年に達しているもので、協会の産業カウンセラー学識、技能を習得する講座を修了していることが必要です。

二つ目は4年制大学学部において心理学、心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学などの学部、専攻の卒業者でA群からG群(A群は産業カウンセリング、心理療法などの科目群などG群までそれぞれ分かれている、協会ホームページを参照してください)において必要単位を取得、さらに産業カウンセリングの講座を修了しているなどの受験資格があります。

三つ目は大学院研究科で心理学、心理学隣接諸科学など専攻修了者、A群からG群までの科目で必要単位を取得している人などに受験資格があります。
受験資格については年度に変更になっており、各年度で資格条件が違う可能性が高いので必ず協会で確認を行ってください。

産業カウンセラーの合否等

2015年においては学科試験受験者数4382名のうち合格が3359名です。
合格率は75%くらいとなっています。
実技試験は1743名が受験し、合格者数は1229名、実技試験合格率は70%です。
総合的な合格率は70%弱という所です。

産業カウンセラーになるための必要な知識や技術を学ぶ講座をしっかり受け学習し、試験に挑むことで合格となるはずです。
人の悩みの相談に乗る、仕事の上でカウンセリングするという職業ですから、必要な専門知識をしっかり養っておく必要があります。