交流分析士

交流分析とは何か

あまり聞いたことがない言葉ですが、交流分析という言葉があります。
言葉でこの意味を伝えるにはなかなか難しいところがあるのですが、1950年代にアメリカの精神科医、エリック・バーン博士という方が創始し、心理学理論と技法として利用されてきたものです。

この分析の対象となるのは交流で、構造分析・やり取り分析・ゲーム分析・脚本分析という基本理論を持っています。
構造分析については心を三つの自分の在り方に分けて分析する方法です。

親など外部から取り入れている思考や感情、行動パターン、現在の自分が自主的におこなっている思考、感情、行動、過去自分が幼い頃に体験した思考、感情、行動、これについて分析する事で今の自分のあり方を過去にしばれる事のない、現状において自律している自分にするための分析です。

様々な分析

自分のあり方以外にも、相手のあり方、自我状態を知るやり取りの中で相手を理解する事が出来ます。
親と自分、大人になった自分、子供の時分、相手にもこれを当てはめてお互いに交流する方向を考え最終的に自律的ややり取りを考えます。

ゲーム分析は例えば、ゲームではずっと負け続けたりするとそのゲームに対して嫌な気分をもって終了します。
何度も繰り返されている行動によって人間関係がこじれていく、このゲームのようなやり取りを分析する事で理解を深めていき良好な関係を保つこともできます。

脚本分析は、誰もが幼い頃に自分はこういう大人になるんだという夢を持っていて、その夢のとおりにいかないことで行き詰まりを感じたりします。
過去の思考に縛られるのではなく、それを解き放つことで現代の自分をよりよい方向に持っていくための分析です。

こうした交流分析の実践ができる人、交流分析の理論や技術などを理解していると認定されるのが交流分析士です。
健やかな人間関係の育成や組織の活性化などに利用される交流分析の専門家として認定され、様々な活動を行っていきます。

交流分析士の資格認定

理論、技術、倫理という面で日本交流分析学会より交流分析の実践者として認定されることで、正会員となれるという認定です。
交流分析実践資格認定委員会の審査によって理事会で認定されることが必要です。

この学会に正会員として3年以上所属歴を持っていることで審査を受ける事が出来ます。
資格申請書、履歴書、学会発表目録・学術論文目録、交流分析実践歴、交流分析による自己分析記録、さらに推薦書、学会・研修会等参加記録をもって申請することが可能です。

申請に必要な申請書のダウンロード、申請に必要な詳しい概要、さらに費用等は、日本交流分析学会のホームページで確認、ダウンロードできます。