悪質なカウンセラーに注意

心の病とカウンセリング

心の病はいつでも、誰にでも起こり得る病です。
現代社会はストレス社会であると言われていますが、
これは誰にも平等に同じですので、
誰でもストレスが原因となって心の病にかかってしまう可能性を秘めているのです。

心の病は、PTSD、欝病、強迫神経症、
統合失調症のようによく聞くものから、
チックやイップス、ブランケット症候群、
先端恐怖症などのようにあまり知らないものまで、とても幅は広いです。

また、心の病は人によって原因は千差万別ですので、
精神医学の専門家でも必ず治療できるとは限りません。

とは言え、医学のようにお薬を飲んだり手術をしたりするだけで
治療ができるというわけでもありませんので、
低度にもよりますが1度かかってしまうとなかなか完治させるのは難しいのです。

一応、精神安定剤や睡眠導入剤、
抗鬱剤などのお薬はありますが、
それを飲んでいれば効果的な治療が進められるというわけではありません。

カウンセリングはいわば心の病を治療するための最後の砦なのです。

患者さんは、藁にもすがる思いでカウンセリングを受けることになりますが、
しかしながらその思いを踏みにじるような
悪質なカウンセラーがいることも事実ですので注意が必要です。

カウンセリングは受けたからといって必ず効果があるというわけではなく、
その不明瞭さが故に、他よりも少し高い料金を取っても気付かれにくいという特徴があります。

法外ではありませんが、
相場はどの程度なのかについてはしっかりと
前調べをしてからカウンセリングに臨むことをお勧めします。

悪質なカウンセラー

またこの他にも患者さんが困っているところに
つけ込むような行為をするカウンセラーがいることも事実です。

治療のためだからと説明しながらも、
患者さんの私生活にまで割り込んでくるようなカウンセラーもいますし、
自身の価値観を押し付けるような、
患者のことを曲解しているような人がカウンセリングをしていることもあります。

そのため、自分に合わないなと感じたら
すぐに他のカウンセリングへと切り替えるのが効果的です。

人の心は医学では解明されていませんので、
治療はどうしても手探りになってしまう、
ということは患者自身も心に留めておかなければなりません。

精神医学の基本は、原因を突き止めて、
その原因を生活から排除することです。

例えば近所付き合いのトラブルによって
過度なストレスを抱えていることが心を病んでしまった原因ならば引っ越したり、
仕事の人間関係が原因ならば転職をすることが根本的な解決につながります。

カウンセリングは、その原因を突き止めることが目的であり、
少しアドバイスをするくらいが治療の限界なのです。

最終的には患者さん個人の考え方や
心のあり方次第で助かるか助からないかが決まってきてしまいます。

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」という言葉がありますが、
心の病を治療することは、人の考え方に変化をもたらすことなのです。